K・リゾレシチンとは?
K・リゾレシチンの特徴
大豆由来のレシチンを低分子化し、より吸収や利用率を高めるためにビタミンなど栄養素を特殊配合しています。細胞に吸収されやすい特徴があります。
脳を守る「血液脳関門」を通る数少ない栄養
全身の司令塔である脳には、その機能を守るために「血液脳関門」が存在し、限られた成分のみを通過させる制御機能があります。
血液脳関門を通過できるのは、主に酸素とブドウ糖の他、「脂溶性」かつ「低分子」の物質です。従来のレシチンはこれに当てはまりませんが、「K・リゾレシチン」は該当することが第一章の多くの報告によって明らかになっています。つまり従来のレシチンに比べて吸収力と即効性に優れています。
体内でどのように働くの?
神経組織の栄養
K・リゾレシチンは脳から全身を巡る神経細胞をつくる材料(構成成分)です。栄養不足で痩せ衰えてしまった神経細胞でさえ活性化します。
アセチルコリンを増やし、記憶と活力に
記憶力や活力に関わるアセチルコリンは、リン脂質が材料です。K・リゾレシチンは、よりスムーズにアセチルコリンを増幅させ、脳の若々しさをよび覚まします。
ホルモンバランス・自律神経を整える
アセチルコリンのみならず、βエンドルフィンやGABA、セロトニンを増幅・安定させ、ストレスによって乱れたホルモンバランス・自律神経を整えます。
リラックス・集中力
K・リゾレシチンはリラックスを現すα波を増幅させることも判っています。これにより心が落ち着き、勘や閃きが冴え、記憶力・集中力・判断力・想像力・洞察力が高まります。
血流を整える
K・リゾレシチンは脳内の血流を高めるとともに酸素濃度を高めることが判っています。脳に酸素を供給し、血流をよくすることで活性化されます。
血中の界面活性作用を担う
コレステロールを乳化し、血管壁への沈着を防ぎ、血中の脂質バランスや血圧を安定させます。
レシチンは食事からは摂れないの?
もともとレシチンは、大豆食品や卵黄に豊富に含まれていると言われています。しかし、現代は、食事だけでは不足してしまうのです。
食品名 | 100g目安 | 含有量 | 食品名 | 100g目安 | 含有量 |
---|---|---|---|---|---|
卵黄(生) | 5個 | 630㎎ | 鮭(缶詰) | - | 52.0㎎ |
全卵(生) | M2個 | 240.0㎎ | 鶏肉(焼) | - | 46.0㎎ |
たらこ | 1腹 | 220.0㎎ | 枝豆(茹) | 約40さや | 46.0㎎ |
鶏レバー | - | 210.0㎎ | 茹ブロッコリー | 3株 | 21.0㎎ |
乾燥パセリ | 大さじ17 | 72.0㎎ | 木綿豆腐 | 1/3丁 | 19.0㎎ |
大豆(生) | 茶碗半分 | 65.0㎎ | 豆乳 | - | 5.7㎎ |
古くからの日本食材だから、一見不足しないと思われていましたが、2つの問題によってレシチンは食材から十分に摂れなくなってしまいました。1つは農薬や土壌の変化によって食材自体の栄養価が下がったこと。2つはレシチンが熱に弱いことです。
レシチンの必要量は1日3000~6000㎎です。日本食は世界で最も健康な長寿食品と言われているのに、認知症や精神疾患が多い理由も、ここにあるのかもしれません。脳の60%は脂質で、その半分はレシチンで構成されているのです。
3000~6000㎎?!いったいどれだけ食べたらいいのでしょうか?
レシチンは、DHAなどの必須脂肪酸を材料に肝臓で合成されていますが、いまやDHAも足りてない時代に肝臓でつくられるレシチンを待っていては、脳の健康は保たれません。脳に届きにくいために6000㎎も必要と言われていましたが、K・リゾレシチンは、数多くの研究機関で、通常のレシチンより数十倍の有効性があることが証明されています。
さらに、2019年には、レシチン成分の一種であるPS(ホスファチジルセリン)の機能性表示も取得しました。K・リゾレシチン+PSは、これからの時代の脳の健康に大いに役立つことでしょう。