育脳の栄養素とよばれる「レシチン」
レシチンは育脳の栄養素と言われ、近年、その重要度が見直されています。
妊娠期はもちろんのこと、全身の神経の発達は、年令期によって変わってきます。下記は、平均的な神経の発達を示していますが、成長スピードは個々によって異なります。身体の成長が早いからといって、神経の成長も早いとは限りません。基準値に及ばないからといって、すぐに発達障害といった診断をしてしまうことで、子どもの未来を大きく変えてしまうことがあります。
精神(言語)・運動発達
運動発達
- 4ヶ月:頚定
- 6ヶ月:寝返り
- 10ヶ月:ハイハイ
- 18ヶ月:独歩
- 24ヶ月:歩行
- 36ヶ月:階段の昇降
精神(言語)発達
- 4ヶ月:声を出して笑う
- 6ヶ月:人・物に対して発声
- 10ヶ月:喃語・模倣動作
- 18ヶ月:有意単語
- 24ヶ月:2語文
- 36ヶ月:3語文
通常、3歳までに脳がある程度つくられ、その時までの発達環境(栄養・環境・運動など)が影響すると言われています。
乳児期には、新生児に見られる数多くの反射運動が次第に減少していき、入れ替わるように随意運動(自らの意思を伴う運動)が出現し、発達していきます。この随意運動には、「脳を含む神経の働き」「感覚器の働き」「筋肉と骨の働き」の3要素があります。成長期において筋肉や骨の栄養素は注目されますが、脳や感覚の栄養不足については見落としがちです。しかし、これが現代の多くの子どもたちの不調や発育遅延、発達障害をまねく原因となっています。