マクロファージ貪食活性試験とは?
マクロファージという細胞は、自然免疫の非常に重要な細胞で、ウイルスや微生物のような異物が体内に侵入してきたとき、異物を攻撃し、取り込んで分解するという機能があります。
このことを貪食と言います。
マクロファージ細胞に試験サンプルを添加することで、蛍光ビーズというものを使用し、異物として取り込んで、蛍光を評価することによって、どれぐらい貪食してるのかがわかるモデルです。
モデルを使ってリポソーム化糖鎖の評価を行いましたが、リポソーム化糖鎖には貪食を活性化するという機能はありませんでした。
マクロファージ貪食活性試験
未誘導のマクロファージ細胞に対してリポソーム化糖鎖は貪食活性を向上させなかった。