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肺炎症の抑制、間質性肺炎治療のマクロファージM1/M2のバランスの重要性とは?

カテゴリー:

糖鎖

肺炎症の抑制

肺の炎症を抑制するためには、栄養休養それと十分な水分補給が大切です。特に栄養面は重要です。

バランスの良い食事を心がけながら、リポソーム化糖鎖を摂取をすることで、肺の炎症の抑制というものが期待できます。

間質性肺炎治療のマクロファージM1/M2のバランスの重要性とは?

マクロファージM1/M2について、リポソーム化糖鎖は、M2マクロファージをM1マクロファージに変換する作用があるということがわかりました。

M1マクロファージは急性炎症に関与するマクロファージになります。そして、M2マクロファージは慢性炎症及び細胞修復に関与しているマクロファージになります。

この2つは、アクセルとブレーキに例えられるもので、双方共にうまくバランスを取って機能することが大事です。

リポソーム化糖鎖は、M2マクロファージをM1マクロファージへ変換するという機能がありました。

免疫活性を高くしたり、抗菌活性、抗ウイルス活性などを発揮するということが期待され、間質性肺炎に対しても有効であると考えられます。

この変換作用は、生体内のM1マクロファージとM2マクロファージのバランスをうまく保持することで間質性肺炎への改善に関与している可能性があると思われます。