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肺機能改善データ、肺組織中のヒドロキシプロリン定量実験結果

カテゴリー:

糖鎖

ヒドロキシプロリン定量実験結果

間質性肺炎の改善指標として組織観察評価だけでなく、ヒドロキシプロリンの定量試験を行っています。このヒドロキシプロリンは線維化を見る指標として一般的に用いられています。

間質性肺炎を起こすと肺炎となり、肺組織の線維化が起こります。線維化が起きると、ヒドロキシプロリンの量が増加していきます。

この原理を用いますと摘出した肺に含まれるヒドロキシプロリン量を分析で比較することによって、肺の線維化の強弱が分かります。

リポソーム化糖鎖の投与日に対し、このヒドロキシプロリン量の変化を観察すると、全く間質性肺炎を起こしていない健常なマウスと同等のヒドロキシプロリン量であることが分かり、非常に強い改善効果が認められました。

リポソーム化糖鎖投与では、濃度依存的にヒドロキシプロリン量が少ない挙動を示した。

リポソーム化糖鎖の間質性肺炎の肺組織繊維化の改善を、生科学的アプローチにて確認することができた。